21873 帝室技芸員 初代真葛香山 (仁清写独楽香合) MAKUZU Kozan

高さ(5.0cm) 径(7.7cm)
開国後の国策の影響もあり、海外向けに大作で高浮彫と呼ばれる技巧的な作品を多く制作し、明治9年(1876)のフィラデルフィア万博を皮切りに、明治後半まで海外の万博に多く出品し数多くの賞を受賞しました。
明治13年(1880)頃になると新たに釉薬や釉下彩を用いた中国清朝陶磁の写しを制作し、作品の幅が広がっていきました。
そして明治29年には(1896)陶芸界では二人目となる帝室技芸員に任命されました。