18232 北大路魯山人(備前グイ呑[窯変](ぐい呑))KITAOJI Rosanjin

高さ(4.7cm) 径(5.8cm)

※Web特別価格
側部 彫銘「ロ」。

二重箱付。
陶芸界において初めて昭和20年後期「グイノミ」としたのが魯山人、陶陽が「酒呑」と表現され酒器を近世におき初めて「ぐい呑」として世にだされたのはこの二人の巨匠とされる。

晩年期、陶陽と魯山人が交流、互いに触発、豊かな個性をお互いが発展的にとらえ、その触発の中にうまれた創造性、独創性みなぎる使い心地の良くこの上ないと言えるまでの造形は目をみはるものがあり、当時、陶陽がもちいた一際に重宝がられる「観音土」と呼ばれる桃山古備前と同じ風合を映す良土を譲り受け、その焼成の大部分は魯山人の鎌倉星ヶ岡窯においての制作が大部分であり、その区分は困難なものであるが、その見事な窯変、かせ胡麻の焼成は、当時としては陶陽窯においてのみみられる窯変、かせ胡麻、景色が同時にあらわれた、大変、希少な一品。

備前の中でも焼成される場所が限られ、類希なる深遠な窯変、きめ細やかなかせ胡麻が重なり合う景色は類希なものであり、反面は紫蘇肌に胡麻の景色、見込の枯淡な地にかかるヒダスキが間取り良く、魯山人の中でも千変万化な備前の中でも一際に重宝がられる窯変、かせ胡麻が共にあらわれる事は類希なことであり重宝がられ、魯山人としても陶陽から譲り受けられた、良土による陶陽窯に於いての格別な思い入れと、偶然性も必要とされる窯変、かせ胡麻が重なりあう絶景につつまれ、あまりにも満ち足りた昭和、近代陶芸界を代表する巨匠、陶陽そして魯山人の作陶精神を飾るに相応しいとりわけ重宝な最高峰の窯変ぐい呑でございます。

18232 北大路魯山人(備前グイ呑)KITAOJI Rosanjin

18232 北大路魯山人(備前グイ呑)KITAOJI Rosanjin

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18232 北大路魯山人(備前グイ呑)KITAOJI Rosanjin

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